「みっちゃん、東京は春が近いと雪がふるっていうからなぁ・・もうすぐ春だぁ」
少し前、東京に雪が降った日に雪深い秋田角館に住んでいる主人の母に電話を
しました。その時のしみじみとした声からは、色々な冬を知り尽くした自信が
伝わってきました。
ーそうだ、春が来る前には雪が降るー
今、ご自身の婚活が冬、それも暴風雪状態だと震えているアナタにも必ず
春は訪れると思います。もちろん、その気にならなくちゃだめだけど。。。
ずっと以前、こんなことをつぶやいた男性がいらっしゃいました。
「若い頃は好きになって追いかけたりしたんだけど、40歳を過ぎてからは
女性を好きにならなくなった」
で、IMAの返答は「えっ!本当ですか?信じられない」だったと思います。
その頃はIMAは仲人ではなかったので・・・・素っ気ない返答をしてしまいました。
その時のことを思いだすだけで、今の空気もしわしわにしぼんでしまいそうに
なるくらいネガティ~ブな灰色の言霊でしたね。
このような言葉は少し頭に浮かんでも決して吐いてはイケマセン!
本当にそんな風になってしまうからです。
一方で、こんな発言をしてらした男性もいらっしゃいましたね。その当時50歳位
だったと記憶しております。
「子どもが好きだから男女2人欲しいんだ。子連れの人でもいいんだけれど、
誰かいたら紹介してよ」
寒い冬を過ごしてこそ 芽吹くことができるのよ
1人目の男性は今でもお独りです。2人目のチャレンジャー氏は、55歳で32歳の
方と結婚して、56歳で男の子のパパになり、ナント59歳で女の子を授かりました。
コレ実話ですからね!風の噂でそのことを聞いた時、サスガっと驚きました。
どちらの男性も当時の状況は(恋・結婚にまつわること)は冬であったことに
間違いありません。でも、その冬という貴重なシーズンの過ごし方、捉え方に
よって春の訪れがこうも違うのです。
シベリア抑留生活から見事生還されたご老人が「希望を持つことで命がつながった」
と切々と語ってくださったことがありましたが、本当にその通りだと思います。
「いつか春は来る。絶対に来る。来るときは来るんだ。」
こんな気持ちって素晴らしいです。春を呼ぶ力強い気持ちです。
そして、春が訪れた時、辛かった思い出はすべて雪のようにとけて消えてゆくはずです。
残るのはひとまわり大きくなった自分です。
東京で見る雪は これが最後ねと さみしそうに君はつぶやく
なごり雪も 降るときを知り ふざけ過ぎた季節のあとで
今 春が来て 君はきれいになった
去年よりずっと きれいになった ~なごり雪~
もうすぐ咲くから 待っててね