恒例の縁結び祈願に出掛けました。早朝の空気はほどよく冷たく、吐く息は早くも白かったです。
本殿の手前に見事な野菜舟盛りが捧げられていました。
「きのうの朝にはなかったんですよ」毎日ウォーキングされているらしいマダムがそう微笑んでいました。
新嘗祭ー実った秋が色とりどりに献上されていたのです。
蕪、白菜、カボチャ、ブロッコリ、人参、ネギなどがとても美しく飾られていました。
夏頃に蒔いた小さな種が、秋にはこんな惠になるのですね。
皆さんの「ご縁の種」の様子はいかがですか?
芽が出たばかり、双葉になった、丈がぐんぐん伸びてる、やっとつぼみ、そろそろ花が咲く
順調に育っていると嬉しいです。
ーご縁は点にすぎないーそんなお言葉を頂戴したことがあります。
その点をどう結ぶか、それで描かれる線は変わってきます。確かに点だけではそれ以上にはなりません。
ご縁を種に見立てた場合も同じです。蒔いただけではどうかしら?やっぱりそのままかもしれませんね。
ー育てるーご縁も育ててこそなのかもしれません
お見合いまでしかふくらまなかった種
ちょっとした誤解で芽が出なかった種
言葉不足や饒舌で枯れてしまった葉
早まった行動でしおれてしまった花
干からびた植木鉢があちこちに転がっているなんてこと・・・ありませんか?
犠牲になった種のためにも、次のご縁は上手に育てたいですよね。
といって、どこから手をつけたらいいのやら・・・
いつも努力はしているんですけど・・・
育て方がまったくわからないんですよね・・・
イヤイヤそもそも不良品の種が多すぎる・・・
こんな風に手こずった時には「ご縁の園管理人ー仲人」に是非お気軽にご相談ください。
まずはその種の特性をつかむところから始まります。
冷静☓お茶目 行動派☓内向的 無口☓無口 無口☓おしゃべり 奥手☓不器用 地味☓目立ちたがり
大らか☓ナイーブ 我儘☓気まぐれ 単純☓哲学的 大雑把☓細かい 美女☓野獣 美女☓王子etc.
色々な掛け合わせによってつくられるのがご縁という種。
1つとして同じものはないので、うなりながら考えこむこともありますが。
数々の縁結び経験を引っ張り出し、参考にしながら、よ~く観察し、できるだけ具体的にアドバイスしてます。
「メールが多すぎるかも」、「もっと時間のやりくりしてデートして」、「食事のお礼どうしてる?」
「笑顔でありがとう言ってる?」「そろそろ手をつないでもいいんじゃない」「時間にルーズは絶対だめ」
育て方によってかわるのがご縁というもの。
「苦手なタイプ」が、いつのまにか「好みのタイプ」に変わるのをどれだけこの目で見てきたことかっ。
一粒の種、大切に育てていきましょう。
この3連休には「プロポーズ」「ご成婚」のカップルが誕生します。
夏に蒔いた種が・・・・いよいよ実ります!!
野菜の顔ぶれ 特にネギと人参に感動しました