桜、桜、桜咲く季節を迎える頃になるときまって、
「春にして君を離れ」-アガサ・クリスティーの作品名が頭の中をリフレインします。
ストーリーを思い出すのではなくて、「春」「君」「離れる」という言葉が私を刺激しはじめるようで・・・
春が来た。もっと新しい自分と出会いたいな、卒業することはないかな、というふうに・・
出会いと別れが混在する春は、
誰かから、何処かから、何かから、
自然の摂理のように離れることができる季節ではないでしょうか。
あたりまえに、さりげなく、さみしさ一色ではなく。
春は、新しい誰か、新しい場所、新しい物事に
出会いそうな予感と自信がみなぎる季節のような気もします。
離れたって別れたって大丈夫、
と明るいささやき声に励まされてエイヤッと思い切った行動がとれそう。
入れ替えに気持ちいいシーズンに合わせ、
婚活シーンでも「手離していいものリスト」を作ってエイヤッとしてみませんか?
これまで「これだけは」と決めていた条件をいくつか手離してみる。
自分への、お相手への「思い込み」を手離してみる。
「世間的なモノサシ」(尺度)を手離してみる。
他にもサイトや各種婚活本からの情報を手離すというのもあります。
こうしたほうがいい、それはダメ、これをしなければ上手くいかないetc.
そんなテクニック的なことを婚活に取り入れるより先に、
自分の魅力に気づき伸ばしてあげることのほうが大事だと思うんだけど。。。
離れる、離すことによって現れた新しい空間には、さて何を入れてあげましょうか。
少し離れた距離から今の自分=君を眺めた時、足りないものがあれば加えてあげてください。
今日の君を離れ、明日の君と出会いましょう。
4月Aprilはラテン語で「開く」を意味します。
どうぞ新しい扉を開いてくださいね。
目白駅から10分ほど
明日館の桜
素晴らしいです
何か語りかけてくれているような