無料カウンセリング時に「孤独死がこわい」と耳にすることが多くなりました。
ここ2年ほど・・・・増加中です。
ご友人やご家族にも恵まれ、お仕事も順調で趣味やプライベートも充実、
明るくて賑やかで楽しそうに見える方でもそんなことを仰います。
メディアの影響が大きいのかもしれませんが・・・
今、孤独なの?と問うと
ご相談者の全員が、今は孤独じゃないけれど、将来が・・・とお答えになります。
このセリフを聞くと、ちょっと安心。
今と同じ状況が未来永劫つづくわけがない、
漠然ながらもそのことに気づいているというのはなかなかのものですし、
将来の孤独解消のために結婚するというのもあながち間違いではありません。
でも、結婚さえすれば、孤独知らずの年中温室みたいな暮らしができるのかと言うと・・・
それはちがいます。
「孤独は山にはなく、街にある。一人の人間にあるのではなく、大勢の人間の『間』にある」
そう唱えた哲学者がいらっしゃいます。
たとえば、街を「家庭」に、
大勢の人間を「夫婦」と置き換えてみた時、
その『間』という存在が、どれほどのものか気づくはずです。
夫婦は男と女。
おまけに他人。。。
わかりあえない部分があって当然。
すれ違いがあって普通。
価値観がちがって自然。
その上でどうするか・・どうやって絆を強くしていくか、どうしたら安息を得られるのか、
このようなことも婚活でぜひ!学んでください。
そもそも人生から孤独を追い出すことなど不可能。
けれども、『間』という存在をないがしろにせず可愛がれば、
孤独は感じるものから味わうものへ、
埋めるものから分かち合うものへと姿を変えていくのではないでしょうか。
結婚の先の暮らしや夫婦像を明確に描きましょう。
快適な『間』作りに協力を得られるパートナーとはどういう人か
自分はパートナーに何をしてあげられるのか、
自分を守ろうとせず、愛情を手わたしできる人に~
包み込むような愛情に身をまかせられる人に~
愛あふれる空間に孤独氏はあまり訪ねてはこないようです。
あっちこっち向いてる紅白の椿
でもしっくりした空間
まるで夫婦のような