男性 Kさん
- 年齢
- 44才
- 職業
- 外資系コンサルファーム
- 出身
- 滋賀県
女性 Tさん
IMA会員
- 年齢
- 39才
- 職業
- 大手広告代理店
- 出身
- 千葉県
- 活動期間
- 4ヶ月
ご入会からご成婚までの流れ
- 2023年3月
- ご入会
- 2023年5月
- お見合い・交際を重ねる
- 2023年6月
- プロポーズ
- 2023年7月
- ご成婚退会
- 2023年8月
- ご入籍
今回は、第一線でバリバリ働いてらっしゃる「バリキャリ」なTさんの成婚ストーリーです。
模範的な社会人だからこそ、自分周りではなかなかお相手を見つけることが難しい。そんな方が今では多いと感じています。
いざ婚活を開始したら、39歳なんて年齢は全く問題にならないご入会から4ヶ月というスピード成婚。
心も体も、そしてお仕事も良い方向へ向かうような、ウェルビーイングなご成婚でした。
IMA入会のきっかけは?
40歳目前になり、多忙なお仕事によるストレス、一人でいることの不安感から婚活を決意。
非常に優秀なTさんは、結婚相談所の特徴から調べ始め、婚活のスケジュールも立ててらっしゃいました。
具体的には、小規模な結婚相談所が向いていると感じ、最終的に五つの相談所まで絞り、すべての初回相談を受けた結果、婚活IMAを選んでいただけました。
その理由を伺ってみたところ、一番は「人柄が合いそう」ということ。
他には、バリバリ働いてらっしゃるいわゆる「バリキャリ」な女性に理解がありそうということ、
また色々と強制されることなく、等身大での婚活ができそうといったものでした。
やはり仲人との相性はとても大事なのだと再確認。
婚活というのは人生において大きなイベントだと思います。
仲人やカウンセラーは、そんな活動を一緒に進めていく人ですから、自分にあった人との方が自然体でいられると思います。
また結婚相談所ごとに、婚活の方針や進め方もさまざま。
自分と合うか否か、きちんと見極めるのが重要ということですね。
ご成婚までのストーリー
Tさん:聡明な方、博識な方。そういった方が理想です。でも理想が高いかも…初めから出会えるものでしょうか?
「尊敬できる人」というのが、Tさんの求める男性像の一つでした。
バリキャリなTさん。
学歴もあり、現在のお仕事も由緒ある企業にお勤めで、役職もあります。
すると自分と同じか、それ以上の学歴や職業についている男性がベスト。
現在、IBJの会員さんの中には、こういったいわゆるハイクラスな条件の男性も多くいらっしゃいます。
あとはどのようにアピールしていくか。
婚活開始前には、まずプロフィールを作成します。
その人らしさを引き出す文章が必要です。これも大事な仲人の仕事。
風潮として、女性のプロフィールには、「肌が綺麗」、「かわいらしい」など、容姿をアピールすることが多い傾向があります。
果たしてその方法で良いのか?
プロフィールに情報が足りず、その方の人柄や想いが伝わっていないと感じることが多々あります。
Tさん:『夫婦は家庭の共同経営者』というドラマの台詞がすごく良いと思ったんですよね。
カウンセリングの際に伺ったこのお話し。
結婚後、どういうふうに生活していきたいか。
そんなTさんの方針、希望が出ているなと感じました。
今村:それをプロフィールに書いて良いと思います。家庭は組織の最小単位ですからね。
プロフィールも完成していざ婚活開始。
婚活はスタートダッシュが肝心です。
まずは20名くらいにお見合いの申し込みをしてもらうようにしました。
結果、10名以上が成立。これはなかなか高い数字。
その中に、お相手となったKさんもいらっしゃいました。
Kさんは、誰もが知るT大学のご出身。
さらに現在は外資系コンサルファームで活躍されていました。
Kさん:プロフィールにあった『夫婦は家庭の共同経営者』というのが、そうだよなって共感できてとてもよかったです。
Tさんの人柄や性格、現在のお仕事に魅力を感じていただき、
プロフィールに書いたこの言葉にも大変共感してもらえたそうです。
Kさんは聡明で暖かく、包容力のありそうな方。
さっそく仮交際がスタートしました。
初回デートはなんと本屋にて。
2回目は、東京下町での飲み会。
一般的な交際にとらわれない、お二人らしいデートでした。
普通は半日や数時間で終わることも多い初回交際ですが、
出会った当初から気があったこともあり、一日かけたデートが続きました。
なんだか順調すぎて大丈夫??
なんて余計な不安がよぎるほど…(このあと的中するのですが…)
今村:交際は順調そうですね?
Tさん:でもちょっと悩んでいて…Kさんは完璧だから、良くないのは分かっているのですが、なんだか媚びるような、そんな態度をとってしまうことがあるんです。
今村:お互いの弱い部分を見せれるようになるといいですよね。
順調だからこそ不安になるのも婚活。
その後、実は完璧に見えたKさんも挫折したことがあること知り、二人の距離がまた一歩近づいたとのことです。
4回の仮交際から真剣交際へ。
そしてプロポーズ。
振り返ると出会ってから約2ヶ月というスピードでした。
プロポーズも済み、いよいよKさんのご両親へご挨拶です。
その際に婚姻届の証人欄へのサインを二人揃ってお願いする予定でした。
…と、ここまでは順調すぎる流れだったのですが、Tさんがマリッジブルーに!
お相手Kさんのご実家は遠方だったため、新幹線のチケットを取っていた後のことでした。
順調すぎる展開、そして早すぎたかもしれないスピード感に、膨らんでいた不安が弾けてしまったのです。
はじめにKさんと約束していた日には一緒に伺うことができず、結局Kさんお一人で実家に戻られたとのこと。
不穏な空気が張り詰めていました。
今村:
こういうことで終わるのならば良縁ではないだけだから、その点は考えすぎないようにしてください。
心を表す形には色々あります。
結婚したいという気持ちはプロポーズで、結婚する覚悟は婚姻届けで、証人欄はどういう意味があるのでしょうか? と、あらためて考えました。
証人のサインをもらうよりも大事なのは「この人」と決めた人を親に紹介するということだと思うし、Kさんもそう考えているはず。
KさんはTさんが自分のことを「この人」と決めあぐねていると不安に思ったのかもしれません。
それで不穏・・・そうじゃないことをきちんと言葉で伝えて差し上げてください。
今村:
結婚は契約の側面もあるので、そういう意味では手はずを抜かりなくととのえた方がいいのです。
これまでは二人の気持ち、これからは手続き関係。
そう考えれば、少しクールダウンできますよね。
今お二人は、家庭=会社の運営のスタート地点に立ったということです。
気持ちは満ちているのだから、あとはスムーズに、一番賢いスタイルで事業を開始すればいいだけです。
いつもの聡明なTさんでいてください。良縁ならば、絶対に結ばれます!
混乱していたであろうTさんに出来る限りの言葉をかけたつもりです。
長く続く結婚生活を見越した時、このようないざこざでダメになってしまうようでは、ご縁がなかったと考えた方が良い場合もあります。
数日後、Tさんから連絡がありました。
Tさん:
今村さんのアドバイスをもとに話し合いして、良い方向に向かいました。
当時は頭が大混乱だったので、話を聞いていただき、本当に感謝しています。
一ヶ月あれば、私の気持ちも整理できると思ったので、納得感があります。
Tさん:
「結婚は契約」という事をちゃんと考えてなかった、私の思慮が浅かったです。
契約内容をコロコロ変えるのは良くないし、相手も不安になりますよね。反省です。
今後は少しクールダウンして、家庭の運営をしていこうと思います。
いつも今村さんから良いアドバイスもらって感謝してます。金言だと思ってます。
末長くお幸せに
その後、予定より約1ヶ月遅れてご入籍の連絡をいただきました。
本当は二人で伺うはずだったご実家に、Kさん一人で戻った日のこと。
Kさんのご両親は怒ることもなく、ただただ、暖かく見守っていてくれたそうです。
そして入籍が決まったこと、大変喜んでくれたとのこと。
ご入籍の報告にいらしたTさんは、もうすでに妊活の予定を組まれていました。
さすがはバリキャリ! Tさんらしい〜なんて笑顔に。
婚活IMAでは、妊活におけるオススメな病院紹介など、結婚後の生活についてもサポートをしていけるよう、さまざまな情報、サービスを揃えていますよ。
暖かいKさん、そしてご両親にも恵まれたTさん。
お仕事と家庭を両立しながら、お二人らしい素敵な生活が続く。
そんな雰囲気がありました。
お二人とも、末永くお幸せに。
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