先日の女子会(正確には男子1名参加)で、「プロ彼女」という名詞をはじめて耳にしました。
音の響きだけでも「パーフェクト」を連想しますが・・・プロ彼女とは一体何者なのか???
一般的には、芸能人やスポーツ選手と交際、結婚した「一般女性」を指すのだそうですね。
「一般」なのに、「プロ」ってことなの?
何でもできるらしいですね、プロ彼女って。
性格も良くて容姿端麗、お掃除、お料理家事全般もエレガントにこなし、おもてなし上手。
知的水準も高く聡明で、さりげなくバイリンガルでエクセレント。
意中の男性の好みや興味をしっかり押さえた会話もできて・・・
非の打ちどころのない非常に素晴らしい女性ということかな・・・
スゴイな~~と思いました。エライな~~と感嘆しました。とてもツトマラナイな~~とあきらめました。
それから、そんな女性が本当に存在するのかしら~~と疑念を抱いてしまいました。
女子会メンバー(45歳以上)全員、「無理」という結論に至りました。
「わたしのお料理はスピード重視。雑です、たぶん」
「そもそも掃除機が苦手」
「子どもたちにガミガミ怒鳴っている姿なんて般若だわ、たぶん」
「ママ友とのお付き合いも苦手だったなぁ」
「主人はいつもゴミだし当番。悪いなぁとは思うけどついつい甘えちゃって」
全員が、「よくもこんな私を捨てないでいてくれるわ」の大合唱!
プロ彼女など1人もいませんでした。
でも、みんな家族仲良く暮らしています。完璧じゃなくてもそれがまたいいのかなと思うのですが・・・
貴重な男子1名は、「そんな完璧だと疲れるでしょ。どこか抜けている方が癒されるし楽だよ」なんて、
優しい言葉をかけてくれました。そんな風に言うしかなかったのかもしれませんが。。。
でも、夫も似たようなこと言っていたから、あながちウソでもないんじゃないかしらと、都合よく安心。
そして、この問いかけです。
「プロ彼女がいるならプロ彼氏もいるの?どうせいないんだろう?」
夫曰く、プロ彼氏にはなれないから、プロ彼女もいらないんだそうです。エライっ!
結婚生活は日々の暮らしの連続。顔色をみて気を遣ってひとりで頑張り続けるよりも、
出来ないことや苦手なことは互いにカバーしながら、「ありがとう」「ごめんね」「笑顔」で
つながる関係の方が幸せだと思うのですが・・・夫婦ってそんなものなんじゃないかしら。
お相手や結婚生活に何を求めていますか?何をしてあげたいですか?
周りの幸せカップルを眺めてみると・・・結構凸凹、補い合っていませんか?
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