今日も雪。
こんな寒い日に、俵万智さんの夏の短歌が頭に浮かんだ私はどうかしてる?
雪と花火-正反対のもののようでいて共通点もあるような。。
どちらも空から降ってくるもので、どちらもロマンチックとも言えて、どちらも季節もの。
そして、、、恋人たちには特別なアイテムなのかな、と思います。良くも悪くも、、、
「はなび花火そこに光を見る人と闇を見る人いて並びおり」
なんと。
こわい。
この短歌の二人は温度「差」のある恋人たち?
別れの暗示が見え隠れしていませんか?
未来に賭けたいと願う人と肩を並べるもう一人は、別れを切り出そうとしている?
共通のものを見ているのに、心の方向は別々バラバラ。
一人はすがりたい気持ちで、もう一人は鬱陶しいとさえ思っている。
心変わりかな?もしかしたら不倫関係なのかも?
打ち上げ花火が終わった後、二人はどうなったのかしら?
かなしいね
でも、仕方ないね
雪も同じ。
好き&好き恋人同士にとっては天からの贈り物。
終わりを予感している恋人同士にとっては天からの涙。
強烈な温度「差」の二人にとっては天からカミソリが降ってくるような、、、恐怖?
愛情関係での一番のネックは、この「差」という存在だと思うのです。
そもそも「差」があれば、ほとんどの愛情は結ばれにくいでしょうし、
結ばれてもほどけやすい・・・残念ながら。短歌のお二人もそうだったのかも。。
今や婚活難民は80万人とも言われています。小さな国がつくれそうな勢いですよね。
これって悲劇。難民にならなくてもいい人まで難民になってしまっているような気がしてなりません。
ここでのキーワードも「差」だと考えます。
婚活するなら、一生を共にするパートナについてチャント考えてみましょう。
自分にとってのベストパートナーとは?
世間一般に言われているベストパートナーじゃなくて、
自分にとって、今の自分にとってのベストパートナーとは?
花火をみても、雪を仰いでも、
いつもほど良い温度でいつまでも並んでいたいと思えるような二人なら、
家庭に明かりを灯しつづけることができるはず。
あなたのお相手はどうかしら?
温かい雪の日を~
美しい明日館