恋に終わりがあるように、お見合いにも終わりがある。
エッ?お見合いって始まりなんじゃないの?
もちろんお見合いはお二人の始まりになるかもしれない貴重な出会いの場です。
ただ、お見合いの運び方によっては、せっかくの出会いが台無しになることもあるのもまた事実。
先日の出来事。
「今日の方、とても良い方だったんですが、すっごく疲れてしまって・・・」
「会話がかみ合わなかったとか?」
「それは大丈夫でした。ただとにかく話が長くて、2時間半も一緒にいたらくたくたになって」
「意気投合で2時間半ではなかったということね?」
「はい。ほぼ私が聞き役でしたので・・・」
「お返事、どうしますか?」
「申し訳ないですけど、お断りでお願いします」
「すみません。これから家の用事があって、今日はありがとうございました」と、
女性からお見合いを切り上げたそうです。
男性からは速攻「交際希望」のお返事が入ったのですが・・・
とっても良い方だったのに。
話題もぼちぼちだったのに。
男性の方、なぜご縁がつながらなかったか学んだかしら?
お見合い時間は長くても1時間30分。
ホテルのティーラウンジ予約席は90分制なのですが、
これには何やら意味がありそうですから、ホテル仕様を導入しましょう。
そしてお見合い切り上げは、男性から切り出すこと。
女性にさよならを言わせないでくださいね。
お見合いの切り上げ方がわからない?わりとストレートでいいかと思います。
「あっというまに時間が経ちましたね。今日は楽しかったです。そろそろお開きにしましょうか」とか、
1時間経過した頃に、ちょっとした質問タイムを設け、終盤の雰囲気づくりをされる方もいらっしゃいます。
「もう少しお話したいな」
「あの続きが聞きたいな」
余韻を残して終わる。これが大事です。
話し過ぎず聞きすぎず、空きスペースをつくっておければ大成功。
「また。」の気持ちが芽生えれば、ご縁はつながっていきます。
交際に進んでも同じです。
「また。」がどんどんつながって、「ずっと。」になるのです。
泡がむくむくの時が飲みごろ
どんなに美味しいクランベリーソーダでも
泡が消えたら残念な飲み物
お見合いにもお見合いごろってあるのでは?