初回相談
異なる価値観を持つ人に出会っても、お互いに否定せず、理解し合える関係を築いていくことが、お付き合いは上手くいきます。
アシスタントMIHOです。
私が関わるお見合いでも
お断りの理由で「価値観の違い」を挙げる人は多いです。
考えたら便利な言葉。
漠然としてるし、それを言われると「じゃあ仕方ないよなぁ」と思えるし、使う側もなんとなく罪悪感が無く使えますよね。
でもよく考えたら考えたでモヤっとするお断りの理由。
「価値観ってなによ？」
「結局価値観って言われたけど会話のどこで感じたのよ！」
そこで、そもそも「価値観」の意味は、と軽くググってみると…
（なんとWikipediaに載ってました。⇓）
価値観（かちかん: sense of value）とは、何に価値があると認めるかに関する考え方。価値（善・悪、好ましいこと・好ましくないこと、といった価値）を判断するときの根底となる ものの見方。ものごとを評価・判断するときに基準とする、何にどういう価値がある（何には価値がない）、という判断。
婚活で出会う相手は「育った環境や交友関係、経験、仕事の種類（もちろん性別も）」が違いますし、そういった違う環境で育まれれた価値観が違ってくるのは当然です。
なので「価値観の違い」が100％悪いわけでは無く →どちらか一方もしくはお互いが「相手の価値観を否定/我慢できなくなる」なることが問題なのだと思います。
何で相手と価値観が違うと思ったのかを過去の会員さんからのコメントから推測していくと
男女共に「金銭感覚」で価値観の違いを感じる人が多いです。
男性側からですと「結婚前なのに一方的に相手の女性から結婚生活でのお小遣いの金額を決められた」「毎年海外旅行に２回行くと聞いたので不安になった」というのがありました。
女性側からは「1000円程度のランチでがっつり割り勘だった」「２人で過ごして行く中で相手が無計画な買い物をする場面に遭遇して一気に不安になった」
などの理由が挙がっていました。
「金銭感覚の違い」以外では「何を大切に思うか」で価値観の違いを感じる人も多いです。
例えば「趣味」をエンジョイしてる人は男女ともに好まれますが、その趣味も度を超えると「私が居なくてもこの人は人生充実してるな」とか「（趣味に）そこまでお金をつぎ込む人は結婚してもそのままではないか」などの不満が出てきます。
この場合、男性は「趣味を理解してくれない」と感じ、女性は「（趣味のせいで）自分がないがしろにされている」ということになりがちです。
こういうことが重なってくると、「価値観が合わないな」ということになり最終的に「交際終了」になるのです。
価値観が違うから仕方が無いと思うかもしれませんが、これ実は凄く勿体ないです。価値観よりもお互いの「ちょっとした歩み寄り」が必要だっただけかもしれません。
そこで、「価値観の違い」を感じた時に是非思い出して欲しいことや２人でやって欲しい事を挙げますので是非参考になさってください。
その１：「価値観は違っていて当たり前」
最初にも書いたように個々の人間の価値観が違うのは当たり前。親兄弟でも世代、性別が違うだけでも価値観が全く違ったりするものです。まずは「違っていて当たり前なんだ」という事を念頭に置いておきましょう。
その２：「相手の価値観を全否定しない」
最初から相手の価値観を全否定してしまうと平行線、最悪ゲームオーバー（交際終了）です。なぜそういう考え方になるのかを相手に率直に聞いてみましょう。ひょっとしたら自分のただの先入観だったり、思い込みだったりするかもしれません。また納得出来る考え方の場合は自分の価値観が覆る可能性もあります。
その３：「自分の価値観を話してみる」
相手に率直に聞くのと同様に「自分はこう思って、こういう事を大切に思っている」と自分の考え方を出してみるのもお勧めです。そうすると相手が自分と何が違うのかを把握しやすくなります。特に女性は「察して欲しい」と思い言葉より態度に出す傾向があるのに、男性はそのサインに気づかないことが往々としてあるので、お互い思い切って言葉にする方が誤解が生まれる可能性も低くなるし良いと思います。
その４：「価値観も歩み寄りが必要」
結局、お互いが理解し合う努力がないと片一方が努力しても平行線になるだけで終了です。
最初の数回のデートで盛り上がって相性が合う！と思っていても交際期間が長くなればなるほどお互いの価値観の違いが出てきます。そうなった時にお互いがどこまで歩み寄れるかで「成婚」までいくかどうかの違いが出てきます。なので歩み寄れる程度の価値観の違いであれば安易に関係を切ったり、諦めないでください。価値観を凌駕するくらいの物が相手にはあるかもしれません。
最後にしつこいですが「価値観は人それぞれ違うもの」を念頭に！だからこそ、お互いを知っていくことで、新たな発見に出会えます。
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