中秋の名月を見上げ、「月がきれいですね」と愛を告げようとした瞬間、怪しげな雲がどこからかやってきて、ふっと雲隠れした美しい月。気づいたときには隣の彼女もどこかそっぽを向いていた。あれっ?
女心と秋の空か。。
諺の話ですが、もともとは「男心と秋の空」だったらしいです。江戸時代のお話。その当時、既婚男性の浮気に世間が寛大だったこともあって、女性への愛情が変わりやすいのは男性のほうだったんですね。「男心と秋の空は一夜にして七度変わる」なんて有名なセリフもあるくらい。
「女心と秋の空」と言われるようになったのは、女性の地位が向上しはじめた大正の頃だとか。様々な価値観が変わる中で恋愛にも変化があらわれるようになったんですね。
環境によっては、再び「男心と秋の空」が広がる可能性もあるということ?!
2021年秋。
結婚相談所婚活界の空の下は以下のようになっています。
<関東エリアの会員数男女比>
~29歳 男性24% 女性76%
30~34歳 男性29% 女性71%
35~39歳 男性36% 女性64%
数字だけでは言い切れませんが、女性は「女心と秋の空だもん」なんてのんびりできないようです。そしてこの環境、「男心と秋の空」になりやすいように見えませんか?
仮交際中の女性が「本当にこの人でいいのかしら」と漠然とした悩みに向き合っているうちに、「価値観のすり合わせをもっと細かくしてからじゃないと」と慎重になりすぎているうちに、「仕事が忙しくてなかなかデートできなくて」と女友だちとお茶しているうちに、ご縁模様はいつのまにか「男心と秋の空」へと変化しないとも限りませんね。
女性の気持ちがなかなか定まらず、待ちくたびれた男性は新しい数々のお見合いへ出かけ、新たなご縁と仮交際が始まり、自分に関心を寄せてくれた女性と結婚。このようなシーンをこれまで嫌というほど見てきました。
女心はあっち行ったりこっち行ったりするのが自然とも言えますが、結婚相談所の婚活で、「女心と秋の空」は暗雲たれこめる危険なお天気のようですね。
女性の皆さんは、男性が「秋の空」にならないようお待たせしすぎないように。男性は、ちょっとぐらいなら女性の「秋の空」は大目に見てあげてください。大人の余裕が光れば、女性はあなたにゾッコンになるはずだから!
秋晴れの空の下、爽やかな婚活に励んでください!
精いっぱいサポートいたします!!
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