結論から。
毎月200件の申し込みは多すぎます。
『うちは毎月200件のお見合い申込ができます』とサービスを強調する結婚相談所も多いのですが、冷静に考える必要があります。お見合い200件とは?それはIBJで決められた申込限度最大枠。これだけ申し込めば早く成婚するとか、熱心な活動が評価されるとか、とびきりの方と結婚できるのならいいのですが・・・
お見合い申込数200名/月のリスク
IMAの会員さんではありませんが。
活動初月に200名申し込んで60名の方とお見合い成立された男性会員さんがいらっしゃいました。毎週末6人の方とお見合いしたとしても、2か月以上必要ですよね。おまけにプレ交際になったら?デートの時間も捻出しなければなりません。その方は最終的に20名の方とのお見合いをキャンセルされたそうです。キャンセル料は20万円・・・ そして半年後に通常退会。。
(IBJ定例会で注意喚起)
リスク1 お見合い代無料の相談所に所属していたとしても、ペナルティーは支払わなくてはなりませんし、お見合い相手相談所へのイメージダウンにもつながってしまいます。
リスク2 出会いに身が入らないということ。そういう気持ちはお相手にも伝わるようで交際が続きません、ご縁に対して雑になれば佳いご縁を逃すことになります。
リスク3 同じ相談所の会員さんに複数申し込んでしまうということ。200名も申し込めばこういう現象が起きますよね。会員さんは申し込みの際にお相手の相談所名は分かりませんので・・・
担当者は「あ、またこの人からだ」と、あまり良い印象は持たれませんね。
リスク4 プレ交際中のお相手が所属している相談所の別会員様に申しこんでしまう。もちろん気づかずに。「なんだ、うちの○○さんとプレ交際中なのに、本気じゃないんだ。そうなんだ。」と仲人カウンセラーはがっかり、ご縁に悪影響が。
月200件の申込はいつまで続けられるか
そもそも200件も申し込めるものなのでしょうか。全体の人数を確認してみましょう。
<2023年8月調べ>
IBJの総会員数は86002名(内関東圏33,677名)
月間のお見合い成立数58322件(全国)
年間成婚者数12,437件(全国)
~39歳の会員数(関東)
男性6,905名
女性11,500名
40代の会員数(関東)
男性5,574名
女性4,939名
上記からさらに条件やお好みで絞り込んでいくと、会いたいと思える人数はぐっと少なくなって、1割くらいもいらっしゃらないと思います。毎月200人の申込は3か月ぐらいなら続けられるでしょうか・・・
最適なお見合い申込数は月何件?
お見合い申込は10件からスタートしましょう。
特に入会直後は申込の塩梅というか、ちょうどいい感じがつかめません。それは仲人カウンセラーも同じ。どういう傾向の人に関心があるのか、どんなタイプの方からお申込が入るのか、明らかになるには2~3週間ほどかかります。
10件の申込を1週間で。それでお見合い成立しなければ、もう10件追加します。必ず会いたい方に申し込んでください。「この人ぐらいが妥当かな?」と考えるのはこの時点では邪道です。2件成立しなければ、さらに追加10件です。活動初月は最大30件ぐらいがちょうどいいです。
お見合い申込管理をしてくれる結婚相談所で活動しましょう
結婚相談所を経由せず自動取次形式で申込をされている場合、リスク3,4で書いたようなことが起きやすくなります。「こちらの方はプレ交際中の○○さんの相談所だけど、お見合い申込続けますか?」というふうに、丁寧な目配り気配りの申込管理者の元で婚活されることをおススメします。
最後に、マッチングアプリの「いいね」の感覚でお見合いを申し込むのはとってもNGです。
結婚相談所の婚活のポイントを押さえて、意義ある婚活を!
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