遡ること13年前。その頃は真剣交際になれば100%成婚の時代でした。月日は流れ、初めて真剣交際破談が起きたのは4年ぐらい前だったかな。
真剣交際解消の過去事例
理由は、彼女の希望をこれ以上叶えてあげられないと思ったから。彼女の希望というのは・・・コロナが怖いから、デートは屋外でしたい!でした。ちょうど今頃の季節に玉川河川敷のベンチでサンドイッチとホットコーヒーをすすっていた二人。寒いですね、震えますね。それでも真剣交際に進んだんです。でもその直後、どうしても外デートをゆずらないそのこだわり方に違和感を覚え、真剣交際マーク(♡)は消えました。
指輪がきっかけで破談も複数件ありました。
個人的に婚約指輪は成婚退会し、両家顔合わせ日を決めてから、二人で仲良く選ぶのが良いと考えます。これはあくまで一仲人のつぶやきです。。もちろん、女性側からの指輪欲しいなアクションを無視する男性はいらっしゃいません。でも、それが超がつくハイブランドだとしたら・・・彼女の望みを叶えてあげたいけれど、金銭的には問題ないのだけれど、、、「この人と結婚して生活大丈夫か?他のことにお金使ったほうがいいでしょ?!」心の大声を無視できず、先行き不安を引き起こし破談となりました。
女性からの真剣交際終了はとても少ないですが、主な理由としては、結婚に関する話がほぼ出なかった、親への挨拶日程がぜんぜん決まらず、本当に結婚する気があるのか疑心暗鬼になった。
女性の体調不良や旅行が理由で十分なデートが出来なくて、待ちすぎている間に男性の気持ちが冷めてきて、それで終了という例も複数発生しました。
真剣交際になった途端割り勘になった。これって釣った魚ってことなのかな?だったら仮交際中も割り勘のほうが良かったのに。人柄に疑問を感じて解消。
男性は合わせ過ぎ、女性は期待し過ぎ、なのかなと思います。
どうでしょうか?皆さん「過ぎ」ていませんか?
真剣交際から引き返すのも婚活
プレ交際では見えなかったことが見えるのが真剣交際。
お相手のことだけではなく、自身の気持ちも明らかになる。
お相手か自分、どちらが正しいとか間違っているではなくて。
お互い、折り合いとか譲り合いができるかを確かめるこの期間は、片目をつぶらず、かと言ってルーペで観察はNGだけど、気づいたことや感じたことはスルーせずに。
その気持ちそのままを交際コメントに残してください。
二人三脚で伴走している仲人カウンセラーなら、そのコメントの奥に潜む何かに反応するはず。
「あれ?」まずはこの直感。
「ちょっと嫌な予感」次に経験値が発するアラーム
「これはもっと聞かせてもらわなきゃ」とミーティングへ。
ようやく真剣交際ステータスまで来たのだから、何とか成婚したいと思うのは分かります。
でも、それはぜったい違います。
「またあの大変な婚活をするのは嫌だな」
「もしかしたら、もう出会いは無いかもしれない」
真剣交際を続けるのも憂鬱、解消するのも不安。その気持ちもよ~くわかります。でもね、良縁だったらこんなネガティブな感情が沸きあがることはまず無いです。
会員さんのお話をじっくり聞いて、お相手様からの気持ち(先方相談所を通して)も確認し、ご縁の見通しをつけ、真剣交際から引き返す道を敷くのも仲人の役割だと考えます。
無理に成婚を急かすことはしませんので、ご安心ください。
真剣交際終了が婚活に与えるポジティブな影響
真剣交際終了は失敗を意味することではありません。それは成婚までのプロセスの1つ。
会員さんからの声を少しだけご紹介させていただきます。
・これまでとは違う視点でプロフィールを閲覧するようになった
・条件や写真よりもプロフィール全体の雰囲気を感じることができるようになった
・お申込をいただいた方へ、まずは感謝の気持ちがわく
・交際中は気に入られることよりも、お相手の良い点を見つけるようになりました
・素直な自分を交際前半で出しちゃうことができるようになりました
・(男性に多いけど)見栄を張らずに、自分ができる範囲の誠意を伝えることにした
・(女性に多いけど)結婚は生まれ変わることじゃないから、地に足ついた家庭を作ろうと誓った
・LINEで誤解されないように、なるべく会って話すようにしています
・自分がしたい結婚のイメージがクリアになったので、そこを目掛けます!
などなど
最後に、仲人から一言。
真剣交際を経験された方は、必ず、誰かともう一度真剣交際になります。
過去3回の真剣交際を経験された方もいらっしゃいます。3回目の方とご成婚、ご結婚。
そういうことがあってもいいじゃないですか!と私は思います。
婚活はのびのびと!