↑最新版のKONKATSU WEDDING BOOKです。
真夏の婚活疲れが今頃になって出ていませんか?ただでさえ婚活は脳疲労しやすい活動なのに、今年の猛暑で体力も奪われた~という方もいらっしゃると思います。やる気が出ない、落ち込む、考えがまとまらないetc そんな症状が出始めたらヘルプのサイン。仲人歴13年の私とメンタル疲労の原因物質を排除し、秋の婚活をヘルシーに楽しみましょう。
メンタル管理とはつまりなに?
そもそも婚活は、心をかき乱される活動なんです。。
マッチングアプリにはマッチングアプリの、結婚相談所には結婚相談所の世界観がありますが、どちらの世界にも共通するのが、日常空間と非日常空間を行ったり来たり激しく移動するということ。婚活オンオフの切り替えを頻繁に行えば、連動して気持ちもアップダウンするわけで、疲れて当たり前。おまけにシステム面だけではなく、お見合い、仮交際、真剣交際とリアルなお悩みも加わるのですからたまったもんじゃないですよね。
婚活のマストアイテムは完璧なプロフィールでも会話テクでもなく、『平常心』です。
そして、婚活におけるメンタル管理とはすなわち平常心を保つということ。
自己肯定感が低すぎたり高すぎたり、過去の恋愛に囚われていたり、理想と夢の境目があいまいだったり、婚活アクセルずーっと全開、評価に敏感になったり、平常心を乱す原因は数えきれないほどあります。
自己肯定感が低いと等身大のお相手に巡り会えない
マッチングアプリでひとり婚活を3年続けてきた女性Aさん(32歳)、IMAの初カウンセリングの第一声は、「疲れました。」でした。Aさんのつぶやきは・・・
いいね!して、マッチしたらメッセージで仲を深めて、ようやくデート。デートまで行かないことのほうが多かったけれど。。いざ会えても、その先に一歩踏み出せない自分がもどかしい。アプリで恋人見つけた友だちもいて、結婚した同僚だっている。なのにどうして私には出来ないのかなぁ?どこが悪いのかなぁ?もしかしてわたし結婚できない人?こんな気持ち誰にも相談できない。マッチングアプリしてると無性に誰かと話したくなる。孤独だ~
Aさんはひとりきりの婚活をすごく頑張ってこられたと思います。でも、ソロ婚活には向き不向きがあります。無性に誰かと話したくなったのは、話しながら自身の気持ちを整理したかったんですね。実際、入会前の初回カウンセリングで、Bさん自ら自身をカウンセリングしていました。
わたし、自己肯定感がゼロ状態なのかも。自分にも良い点あると思うのですが・・・自信がなくなると何も見えないし、見つけられなくなりますね。自分の短所ばかりか相手の短所にも目が行くし、というか、とにかく今のままじゃ誰からも振り向いてもらえないと思います。自信をつけることも婚活ですか?
仲人カウンセラーと二人三脚の婚活スタート!
Aさんはお見合いやデートの振り返りの報連相はもちろんのこと、定期的なミーティングにも意欲的でした。自己肯定感が高まると俄然やる気が出て、気持ちは安定し、婚活に集中できるようになります。
ご入会から13か月目に良縁着地。
「彼と付き合うようになって、友人から最近笑顔が多くなったねと言われました。確かにそうだなと思って。自分らしくいられるってこういうことなんだと初めて実感しました。」
自己肯定感は高すぎても低すぎてもダメ。仲人と一緒に調整をはかりながら平常心で婚活しましょう。
過去に囚われたままのメンタルだと未来が拓かない
Bさん38歳には理想の人がいました。それは高校時代のクラスメイト。頭が良くて、可愛らしくて、男子に人気の女性だったそうです。ちゃんと交際したわけではないけれど交際直前までは行ったような、というのが自信でもありました。
婚活スタートしたものの・・・
20年前の彼女の記憶が今に続いていたようで、似たタイプの方にお申込を繰り返してはNG、時々お見合い、でも交際叶わずの日々が続きました。これはキツイなと心配していたある日。至急ミーティング希望のメールが飛んできました。
「女性って何考えているんですかね?!」と自暴自棄気味に声を荒げたBさん。
「Bさん、20年前の亡霊に申し込んでるみたいよね。20年後のその女性はどんなふうなの?」と私。
Bさん絶句。。
私ごめんなさい。。
Bさんの例は珍しくなく、DNAに刷り込まれたかのように同じタイプに惹かれる方は多いです。そのこと自体が悪いわけではなく、過去そういうタイプの方との成功体験がないのであれば、立ち止まってみることが必要だということ。一番深刻なのは、悲しい経験をしたにもかかわらず、また同じタイプに惹かれることです。
本人無意識のうちになので、客観的な視点を取り入れてのカウンセリングが必要です。仲人の目線もそうですが、お見合い申込傾向の分析や特徴、お相手相談所からのコメントなど、なるべく偏りのないように心がけます。特に男性は統計的アプローチに納得する傾向が強いので、IBJアナリティクスを使用しました。今のBさんを気に入っている女性に目を向けて!目を覚まして!という願いを込めて。
IBJアナリティクス!
(お見合い前後不成立の理由、お見合い成立率、お見合いお断り理由コメント、仮交際進展率、交際終了コメントなど、数字とリアルボイスから傾向と対策が可能と言われています。)+アナリティクスに基づいた仲人とのミーティングで論理的思考が働くようになり、現実的なお相手へのアプローチが実現するようになり、それからほんとうにあっという間にご成婚されました。
Bさんの一言をちょっとだけご紹介。
こわいですよね、理想の人って。
そうよね。それも20年前に理想だった人でしょ?
そうだった!(大笑)
過去を振り返ってもそこにあるのはただの過去。20年前でも3ヵ月前でも1日前でもやはりただの過去。未来を共にする人は過去にはいない。色々な知的手法でメンタルを鍛えていきます。
婚活アクセルを踏み続けると自己を失う
婚活道を暴走してしまう方は珍しくありません。
頑張り屋さん、努力家、生真面目、我慢強い、集中力がある、いわゆる優等生タイプに多い現象です。ブレーキのかけ方がわからない、ということも十分考えられます。なにせ走る場所が婚活界という非日常空間なので。
こういうケースは熟練の仲人ならばある程度予想できることなので、仲人が会員さんに代わりブレーキを踏みます。本心をヒアリングして、適切な方法で程よいブレーキをかけます、勝手に急ブレーキはかけないので安心してください。
・お見合いが月20件を越える月が連続3ヵ月
・仮交際が4名以上
・仮交際中のお相手がいるのにお見合いを月30件以上申し込み続けている
・デート5回をクリアしたお相手が現れたのに、別の人とも仮交際中
・これ以上のお見合いが必要なければ、お見合い申受けを一時的にストップ
・仮交際人数を徐々に絞り込むために、各人への想い度、気になる点、5年先のイメージを行う
・真剣交際へのステップアップを打診しつつ、そのお相手に絞り込めない理由や原因を探る
・デート頻度・時間・内容を再確認。本心を軸に気持ちの定め方を実例に基づいてアドバイス
Cさん36歳は短期間でお相手を見つける必要に迫られていました。海外駐在が決まったから。
するわするわ、ものすごいお見合い数。してるしてる、毎晩デート。超人だなあと思っていたある日のこと。「誰が誰だかわからん、自分のしてることもわからん」と頭を抱えてミーティングルームへ。ようこそCさん。お疲れさま。ブレーキかけていいかしら?
お見合い風景が変わるようナビゲート。ポイントはストレス軽減。
お見合い数にブレーキをかければ仮交際人数が少なくなり、その分1回のデートが濃くなり、お互いを理解できるようになり、ご縁が深まります。スケジュールと心にもゆとりを作り1ヵ月を過ごしたCさん。その3か月後に婚約。ギリギリセーフ間に合ったーと手に手をとって喜んだ3か月後、渡英されました。
頑張るメンタルは必要ですが、アクセル、ブレーキ、時にはニュートラルを心がけましょう。ちょっと危ないなと嫌な予感がした時には、お声がけいたします。
婚活はひとりでしない。メンタル管理は仲人にお任せ
お見合い、交際、真剣交際、それぞれのステップを安定感を持って踏みしめていただくために、仲人は黒子となって皆さんを支えます。婚活は想像以上に忙しいから、ひとりですべてを抱え込まないようにしてください。
メンタルを制する者は婚活を制す!だと考えます。
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