ドラマ「デート・恋とはどんなものかしら」、ご覧になってる方いらっしゃいますか?
結婚相談所で出会った、変わった二人の変わった婚活のお話ですが、そう単純な展開
ではありません。studyできます・笑いの場面に涙が潜んでいます・そして・・・
変わっているってどういうことなのかな?フツーってなんなんだ?理想?幸せ?って。。。
色々と考えさせられてしまうIMAでございます。
変わっているって「まだ少数派である」ことにすぎないのじゃないのかな?
もしかしたら、未来は現代とはまったく違う価値観であふれているかもしれませんよ~。
最近は、キャリア〇じゅう年の仲人さんたちが「昔は違った」「それは非常識」「ありえない」と
口をそろえて嘆くようなことが、当たり前になりつつある気配を感じることも多々あり。
電化製品、通信機器など同様、恋愛や結婚だって進化しても何の不思議もないんですよね。。
このドラマのようなカップルがこれからの日本をリードしていく!なんてこともありますよね。
130年前の目白駅はのどかだったんでしょうねぇ
~印象的な台詞を抜粋してみました~
藪下:谷口さんのような方が、なぜ今まで独身で、しかも結婚相談所で相手を探しているのか。
その点が気になっているんです。何か特殊な事情がお有りなのでしょうか。
同性愛者ですか?そうなら、そうとハッキリ仰ってください。私は偏見はありません。
谷口:そっちのけは無いと思います。僕は生まれて35年、一度も女性と付き合ったことがありません。
小説や映画や漫画やアニメの世界が大好きで、現実の女性にあまり興味がないんです。
人と接するのも苦手で、デートが苦痛で苦痛で仕方がない、僕なんかに付き合わせてすみません。
藪下:私も同じです。私もあなたのことが好きではないのです。いえ、最初は好きだと思いました。
数ある男性の資料の中で谷口さんの資料を見た時、なぜだか無性に胸がときめいたんです。
一目惚れとはこういうものかと思いました。しかし、こうしてお会いしてみると全くときめかない。
ハッキリ分かりました。私はあなたのデータにときめいたのです。
1979年7月23日 181㎝67kg、好きな数字ばっかり。全部、素数なんです。こんなに素数が並ぶ
なんて奇跡なんですよ。
いつもこうなんです。生身の人間には興味が持てないんです。デートなんて何が楽しいのかしら。
谷口:本当ですよね。みんな、良くこんなこと普通にやっていると思いますよ。
藪下:恋をしたいなんて、全然、思わない。
谷口:僕もそうだ。『恋愛なんてものはな、性欲を美化した表現でしかない』と芥川龍之介も
言っているよ。哲学者モンテーニュはこう言っている。『美貌や愛欲によって結ばれた
結婚ほど失敗する』湧き立つような歓喜は何の役にも立たないんだ。
藪下:共感します。結婚とは有益な共同生活を送るための契約にすぎないのではないでしょうか。
谷口:僕の理想のタイプは、ヘップバーンと原節子と峰不二子とメーテルを足して4で割った女性
なんだけど、どこにもかすってない。
藪下:好きじゃない。身長や体重は変動するから必ず素数になるとは限らない。そう考えれば、
何一つ魅力のない人物にしか見えない。明らかに好きじゃない。でも結婚なら出来そう。
谷口:出来るね。
どうでしょうか?婚活している皆さんが「聞きたいこと」が依子と巧の会話に盛り込まれていませんか?
「共感」できる気持ちがあるのではないでしょうか?
IMAは今年53歳。婚活メンバーの中心は30代、40代。生まれ育った時代背景が異なればモノの見方も
違って当然です。「これが結婚です」とも「こんな人が結婚に向きます」など
言い切れるものではないように思います。
「時代の流れ」と「その人らしさ」をくみとることが何よりも大切と考えています。
依子や巧のような考え方もアリではないでしょうか。
けれども・・・・・・最終回はどうなるかしら・・・・
考え方なんて、出会いによって案外簡単に変わってしまうもの。
~それが結婚の、人生の、醍醐味ってもんなんですけどねぇ、たぶん。。。
切手で描いた駅長さん 現在の駅長さんは素敵な女性です!