30代男性の方がIMAを訪問してくださいました。ご友人や各種サイト等の情報から、
「最近の婚活は男性有利で女性は大変そうだと聞いたのですが、本当ですか?」と、
ちょっぴり嬉しそうな表情でした。
そうかもしれないし、
そうではないかもしれないし、
本当はわからない。。
IMAはマル適マーク取得の結婚相談所なので、
毎月協会からJLCA通信なるものが届きます。
2月号「婚活者の『市場価値』とは」の記事に目が留まりました。
宝島社が発行する「InRed(インレッド)」で、
「30代婚活女子ゾッとする市場価値」という特集が掲載されているそうです。
特集では、「男女はそれぞれの市場で同程度の価値がある人と結びつく」という
「恋愛均衡説ルール」があり、このルールから外れることが、失敗の要因である。
こんな風に書かれてあるそうです。
手厳しい指摘を受けてしまいましたが、その傾向を知り、対策を練るのは非常に効果的。
ここは冷静に受け止め、IMAと一緒にまずは世間一般の状況把握につとめましょう。
女性は「安定」を第一に結婚相手を探します。
「心」と「生活」の安定ということでしょう。そのために必要なものは何か?
それは「お人柄」と「年収」。ですよね?
お人柄はお会いしてお付き合いしてみないとわかりませんので、
「とりあえず年収が気になる」という女性の気持ちは理解できます。
*2002年 山田昌弘「若者の将来設計における『子育てリスク』意識の研修」より
少しデータが古いのが気になりますが・・・スミマセン。
<30代女性が結婚相手に求める希望年収>
こだわらない・・・・29.7%
200万円以上・・・・4.3%
400万円以上・・・・26.8%
600万円以上・・・・39.2%
<25~35歳独身男性の平均年収>
200万円以下・・・・33.8%
200~400万円・・・43.2%
400~600万円・・・19.5%
600万円以上・・・・3.5%
女性の多くが「年収600万円以上の男性」を希望されていますが、市場では希少価値のようです。
でも、IMAの加盟しているIBJ(日本結婚相談所連盟)の数字をみると、
25~35歳男性メンバー(約2,200人)中、年収600万円以上の男性は、
およそ24%いらっしゃいました。
年収400~600万円の方は48%。 *2016年2月14日調べ
世間一般の調査結果よりもうんと成績が良いようです。
将来性をON可能なメンバーさんが多いというのも安心です。
ただ・・・・男性メンバー数に比べ女性メンバー数が多いということを忘れてはなりません。
控えめに「年収400万円以上の男性」を求めたとしても、激戦になるおそれはあります。
おまけにプラス性格、ルックスとなると・・・餓死寸前のライオンと化してしまうかもしれません。。。
このような背景を知った上で知的な婚活をしていただきたいと思います。
ライバルが多いのは無理~~~とあきらめるのではなく、
自分をせっせと磨くことも婚活なのです。
いい人だなと思ったら、大らかに一途になるのも女性らしさの一つですよね。
仲人と一緒に考え、発散しながらご縁をたぐり寄せれば、そんなに心配することはありません。
大丈夫です!
婚活は仕方によってプロセスや結果も変わってきます。
そこには性別や年齢は関係ないのです。
男性が有利だなんて言い切れるものではないのです、実は。
誰でも大変になる可能性はあるし、
誰もが幸せになれるのです。
無知は罪なり(ソクラテス)
希望は スカイツリーよりも すこ~し低めの
東京タワー がホッとするかも