佐藤七海さん29歳(仮名)IMA目白の会員さん 営業職
齊藤巧さん30歳(仮名) 大規模結婚相談所所属 IT職
海好きなふたりがお見合いで出会って、海辺の町で暮らすまでのお話です。
今回はかっこいい女性の登場です!
年明けには家族が増えるそうです。末永くお幸せに
わたしがリードしなくちゃ始まらないと心に決めた日
七海さんからのお見合い申し込みに、数時間後「OK」のボタンを押した巧さん。その週末にお見合となりました。
第一印象は「シャイな人」。七海さんの好きなタイプは「おとなしめの男性」だったので、巧さんはドンピシャ。
でも、それにしてもシャイすぎる。七海さんのリードで何とか会話が続く感じのお見合いだったそうです。
無事交際となりましたが、その日の夜に頂いたファーストコール(お電話)がもじもじというか、あわあわされていて気の毒で・・・
その時、「わたしがリードしなくちゃダメね」と決意したのがふたり物語の始まりです。
出会いから2か月でプロポーズ
女性側がリードするにしても、男性にそう悟られないようにするのがマナーでもあり、それでこそ聡明な女性。
男性を立てるように十分に気を付けてねとアドバイスさせていただきました。
交際は七海さんが行きたい所、食べたい物をリクエストして、巧さんが決めるというように、ふたり共が満足するような形で。
最初は人見知り傾向の強かった巧さんでしたが、デート回数を重ねるうちに会話もスムーズになり、笑顔も冗談も出るまでになりました。
そんなある日、いつもと違った硬い表情で待ち合わせ場所に現れた巧さん。
その日は一日中そわそわ感が消えなくて、帰り際に七海さんは思い切って「ねぇ今日ヘンだよね。楽しくないの?」と直球質問しました。
すると、「いや、楽しいからさ、ま、これからも楽しいだろうしさ・・・ブツブツ」と。思わず七海さんは言いました。
「わたしと結婚したらずっと楽しいよ」とプロポーズ?
あわてた巧さんは顔を上げて「おれもそう思う。結婚してください」とプロポーズ!
お見合いから2か月後のことでした。
好きなモノコトを通じて広がったふたりの世界
七海さんのお見合い申し込みに巧さんが即OKを出した理由は、「好き」が似ていたから。その好きとは「海」に関係すること。
巧さんは魚が好きだったんですね、まるでさかなクンみたいに。
かなえさんは学生時代にスキューバダイビングに出会い、海の環境にすごく関心を持っていました。
プロフィールに共通点が多かったことが、とんとん拍子のご縁のきっかけになったのかなと思います。
好きなモノコトが二人をくっつけてくれたんですね、きっと。
結婚して変わったこと、変わらないこと
結婚して巧さんは急にたくましくなったそうです。「あんなにシャイだったのに、変われば変わるもんですね」と笑っていました。
頼ることが苦手だった七海さんは甘え上手になり、頑張りすぎることが少なくなったみたいです。
海好きは変わらず。というより進化して、海へ近いエリアで暮らしていらっしゃいます。
七海さんから婚活中の方々へメッセージ
お見合いは、しおらしい女性が有利みたいな印象があったので、自分には無理かもと思ってました。
髪はショートだし年中日焼け顔だし、ぜんぜん女らしくないので。
「そんなことないわよ、そのままでいて。そこが魅力なんだから!」と励ましてくれたのは今村さんだけ。
友だちから婚活用に大変身することをすすめられたほどの婚活不向き系女子でした。
でも、結婚できました。すごく頑張ったから。
申し込みは数えきれないほどしたけれど、お見合い成立したのは確実に数えられる回数。
だからお見合いはすごくすごく大事だった。まさに一期一会で取り組みました。
それから、いいなと思ったら素直に言葉とかで伝えるほうがいいと思います。恥ずかしがってる場合じゃないですから。
男性有利な婚活環境なので、脈ないかもと思われると、次の人へ行っちゃう。
女性がうまくリードするのが勝因なので、今村さんと作戦会議しながら頑張ってください。