IMA会員女性Oさん(38歳)家業手伝い
ご主人Hさま(41歳)メーカー関連職
婚活のキッカケは友人たちの言葉
「Oちゃん、本当に結婚したいんだったら、結婚相談所に行ったほうがいいと思うよ。今の環境じゃ出会い見つけるのは厳しいもの。それに仮に明日出会いがあっても、その人が今すぐ結婚したいと考えてなければ、結婚できないわけじゃない?!」
「そうよ。結婚していないのOちゃんだけになっちゃったし。私たちも心配してるの。」
「応援するから婚活してみようよ。Oちゃんに合いそうな結婚相談所見つけてさー」
ということで、婚活IMAにいらっしゃいました。
Oさんは明治から続く家業の後継者でもありました。
気配り、目配り、心配りと所作が美しく、女性としてのたしなみがきちんと身についた方。
毎日が着物生活だからなのか、佇まいが違うんですよね。
日本的な色気があると申しますか・・・それでいてダンスが好きだったり路上ライブに感動したりと、古風と今風がちょうどよくミックスした魅力をお持ちでした。
結婚相手を見つけられない環境とは?
ご友人たちがおっしゃる通り、結婚のご縁を見つけるには劣悪(言葉が過ぎますけれど)な環境でした。
なぜならほとんどお休みがなく、勤務時間も長い。お客様との出会いはありますけれど、お客様はあくまでお客様ですから・・・一言でいえば、「ご縁が入り込む隙が無い」という環境でした。
逆に言えば、隙さえ作れば結婚できるということ。
こういう方は成婚がすごく早いんです!まずは隙を作り、そのスペースに数々のご縁を呼んで、しだいにたった一つの良縁だけに絞り込んで…
着物で駆けつけたハードなお見合い
案の定、婚活開始直後から次々とお見合い申込が入り、順調にお見合い成立。いよいよだーと腕まくりしてお見合い調整にのぞんだのですが・・・お見合い調整が難しいのです。
Oさんのお休みは平日1日だけだから。そのお休みさえもお仕事になってしまうこともあるから。。
お見合いは土日祝を希望される方が多いので、お相手には事情を伝え、遅い時間スタートのお見合いをお願いしました。
お店が終わってから着物のままお見合いに駆けつけるという見た目優雅じつはハードなお見合いが続きました。
夜8時半、9時始まりのお見合いもあり、お相手の方の理解がなければ実現できなかったと思います。
災い転じて福と為す?!
ハードなお見合いを頑張ったおかげで、いくつかのご縁とつながったOさん。だけど今度はデートの時間をつくるのに苦労なさっていました。家族の方に婚活のことは内緒にしていたし、夕食は家族揃ってのおうちでしたから・・・「どこに出かけるの?」の質問にギクッとしながらデートに出かけていたと思います。頑張ったね。
ある日のこと、お店の方向性が変わるとの連絡が入りました。理由はコロナです。
営業時間の短縮や休業など、お店にとっては災難だったと思うのですが、Oさんの婚活に関して言えば、ラッキーとしか言いようのない出来事でした。
そしてその時交際中だったHさんとこれまで味わったことのない穏やかな時間を過ごすことができたのです。
最愛の人はご近所の人だった?!
Oさんは目黒生まれの目黒育ち、Hさんは渋谷生まれの渋谷育ち。
小さいころから慣れ親しんだ場所が同じだったり、なんと共通の知人もいらして、「昔どこかで会っていたかもね」と運命を感じたそうです。
デートはHさんの愛車でドライブが多かったかなと記憶しています。
海でのんびり、公園でOさんお手製のお弁当を広げてのんびり。素敵なカフェでほっと一息。なにもかもがこれまでのOさんの生活にはなかったものばかり。
「結婚が決まったことを友人たちに報告したら、胸をなでおろしていました。」とのこと。良かった。わたしもほっとしました。
末永くお幸せに。
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