男性IMA会員 Sさん 40歳(ランドスケープアーキテクト)*IMA在籍期間8か月
女性 Mさん 37歳(国家公務員)
少し変わったお問い合わせ
「今村さんに興味があって、話をしたくて来ました。」とSさん。
「婚活の話?結婚相談所で婚活するタイプじゃないような気がするけれど。」と私。
それから2時間以上、自然科学、建築、歴史、民俗学、哲学宗教、人生観にまで話は及び、色々なことを語り合いました。
婚活の話は10分程度だったと思います。
珍しいご職業でハイスペ女子から大人気に
「Sさんて中沢新一さん(学者さん)みたいですね。ご職業は何ですか?」と会話の最後で尋ねましたら、ランドスケープアーキテクトです。
結婚相談所の婚活界には様々なご職業の方が在籍していらっしゃいますが、ランドスケープアーキテクトは初登場だったと思います。
モテるとはこういうことを言うのでしょうね。
いわゆるハイスペ女子、帰国子女からのオファーが途切れることなく入りました。
Sさんから申し込むお相手はというと、堅実そうで、どちらかというと地味というか、普通といいますか、そういう女性に関心を寄せていました。
もちろんハイスペ女子さんとも帰国子女さんともお見合いしましたけれど、
最終的に選び選ばれたお相手は省庁勤務の女性。
仕事内容を活かした婚活?
分析と努力の結果、射止めた女性でした
「僕みたいな夢語り人みたいな男には、しっかり者の女性が傍にいてくれないとダメなんですよ。」と。
さすがランドスケープアーキテクトならでは良縁の見つけ方だと思いました。
どのような目的で使用される場所なのか?
その場所の景観と利用価値を総合的に見て、植物の持つ性質を理解し活かしながら、人工的な建造物と植物との良好なマッチングを測り、心地よい緑空間をデザインするのが「ランドスケープアーキテクト」
。
結婚という「生活の場」を「土地」と見立てた時、
何を構築すべきか?
心地よさに必要なものと省くものは何だろう?
誰と一緒に耕すことがベストなのか?
そんな家族の未来予想図を広げながら考察。
その結果、約130回のお見合いを経てMさんを射止めました。
自分自身を知り尽くしていたからこそ、ぴったりの女性を見つけ出すことができたのだと思います。
Mさん、Sさんのことよろしくお願いいたします。
夢を描くのは素敵なことだし、青空の下で本をむさぼり読むのもいいけれど、ちゃんと現実を見るようご指導願います。
末永くお幸せに
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