蛙化現象とは
蛙化現象とは、好きな男性が自分に振り向いてくれた途端、なんとなく憂鬱になったり、最悪な症状として「気持ち悪い」と感じてしまう現象のことです。グリム童話の「かえるの王子様」がルーツなんですね。物語では、気持ち悪いと思われていたカエルが最終的に素敵な王子様になって恋に落ちて幸せ!になるのでまったく問題ないのですが、蛙化現象の場合は反対に、いわば王子さまだった相手がカエルになってしまうのだから悲劇です。
生理的な嫌悪感の他にも一緒にいるとイライラするなど、お相手にあからさまな表現をしてしまうようなケースもあります。最もつらいのは、自分に対しても嫌悪感を持ってしまうこと。ついこのあいだまではいいと思っていた相手なのになぜ?罪悪感、自信喪失、わたしは結婚どころか恋愛も出来ない体質なんじゃないかと自分を責めてしまったりして・・・
蛙化現象を起こしやすい人の特徴
異性と付き合った経験がほとんどない人は、蛙化現象を起こしやすい傾向があると言われています。「こんなはずじゃない」と思うような出来事が起きたり、相手の発した言葉にとまどうことが重なると、急に不安になってきて。両想い後のコミュニケーションの取り方を学ぶ必要があります。
自分のことを好きになった人を受け入れられない状態になるのは、自分に自信がないからだという説もあります。自己肯定感の低い人ほど蛙化になりやすいのだとか。
好きになった相手にほぼ完璧を求めてしまう人も、付き合い始めると気持ちが冷めてしまいがちです。理想と現実の狭間で苦しむのは少なからず誰にもあることですが、度を越すと蛙化につながる可能性が高くなります。
過去に恋愛でトラウマがある場合、「また同じことを繰り返してしまうのではないか…」と不安になることもあります。両想い≠安心という図式が頭に浮かぶと、自分から気持ちを断ち切り終わらせようとする、無意識の行動が出ることも。過去のトラウマを克服することがポイントになります。
「どうして私を好きになったの?」「私のどういうところをいいと思ってくれているの?」と相手からの評価を常に欲しい方、自分の魅力を実感できない方の中には、自分を選んでくれた相手になぜか不信感を持つようになったり、「そのうちフラれる」とネガティブな感情が沸きあがる方もいらっしゃるようです。自分から好きになる強さを持てるようになると不安も不信も消えていくでしょう。
結婚相談所で出会ったお相手は蛙化しやすい(かも)
婚活プロフィールでは人柄や相性までは確認できないので、どうしても条件ありきのお相手探しになりがちです。婚活偏差値の高い人に目が向くのも自然なこと。そういう方とお見合いして仮交際となれば、好きになってもらおうと努力もするし、その方を好きになろうと頑張るのではないでしょうか。でもこの頑張り過ぎが蛙化を引き起こす要因になることも事実です。頑張り方がちょっと違うとも言えますね。
お相手を見ているようで見ていない
自分を出しているようで出していない
まるで婚活プロフィール同士が交際しているような・・・でも、いつかはその魔法も解けける時がきちゃうんです。それが蛙化のはじまりなのか・・・真剣交際直前か真剣交際中あたりかな・・・自分もお相手も生身の人間だということを突き付けられるというか、結婚相手は婚活プロフィールの人ではなかったということを実感。婚活プロフィールは王子様だったのに・・・
実はネットから出会いが始まる婚活界では度々起きることだったりします。蛙化現象を引き起こしやすい環境で婚活をしていることを自覚しておくと良いと思います。そして、やはりメンタル管理をすること。ひとりじゃ難しいので、担当の仲人カウンセラーさんと正しいコミュニケーションを取って平常心を維持しましょう。
仲人カウンセラーのお知恵拝借で蛙化現象を乗り越えて、たったひとりの王子様を見つけ出してください。
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