山あり谷あり乗り越えて、幸せのてっぺんに立った女性の物語です。
男性47歳(大学の先生)
女性42歳(高校の先生)活動期間2年(IMA会員さん)
何事にも一生懸命。努力家で情熱的。生徒たちにも慕われる大らかで明るい性格。
婚活に影を落とすネガティブ要因など何一つなかった会員さん。
なのに、お会いする時はいつもほぼ涙顔でした。
笑顔の出会いに巡りあったのは、婚活1年と11か月目。
その前日まで、実はすっかりあきらめムードだったんです、、、
「今村さん、次の方とお見合いしたら、もうそれを最後に婚活やめます。」
「はい、承知しました。最後の出会いに賭けたいと思います」
小さく小さくしぼんでいた彼女。
そんな彼女に空気を入れられる人は私じゃないな、もう私じゃできないんだな、
最後のお見合い相手が彼女に空気を入れてくれる運命の人でありますように。
そう祈るしかありませんでした。
これで最後!と決めていたお見合いでしたので、
(たぶんですが)自分の素を思い切り出しちゃおう、気に入られようと頑張りすぎるのはやめよう、
『ある意味どうにでもなれ』ぐらいの明るさと共にホテルのティールームへ向かったのではないでしょうか。
それが良かったんですね。。。。
その2週間後、こんなメールが元気よく飛んできました。
☆☆さんと一緒にいると、自然と笑顔になれます。
純粋な感じが、かえって面白くて楽しい方です。
とても温かくて、シンプルで男気のある方だと思います。
平日の夕食2回と昼間のデート2回しかしていませんが、この勢いに乗って前に進んでみます。
彼はどっしりと包容力のある富士山みたいな人です。
この直後に、
ブルーに光る富士山みたいなスカイツリーを前に、プロポーズを受けました。
小さなダイヤモンドが敷きつめられた可愛らしい指輪と共に。
なんとお見合いから1ヵ月のご成婚でした!
入籍はお見合いから3か月後!!
結婚式はお見合いから5か月後!!!
8月、富士山に見守られ、由緒ある神社で結婚式を挙げたお二人です。
婚活が苦しいのは、「いつ、運命の人と巡り合うかわからない」からです。
良縁山のどの辺りを歩いているのか、
頂上まであとどれぐらいなのか、
沢で休憩したほうがいいのか、
霧が晴れれば景色はクリアになるのか、
もう一歩だけ頑張れば良縁と出会うこともあれば、
自分ではそろそろ頂上かなと思っても実はまだ中腹の時もあります。
不必要な重くかさばる道具が歩みを妨げていることもあれば、
必需品を忘れてなかなか進まない時も・・・
苦しいこともある、それが婚活。
苦しいことばかり、それも婚活。
あきらめてはいけません。
すぐそこにたった一人の運命の人が待っているのかもしれないのですから。
あと一歩、もう一歩!
幸せのてっぺんに立って、深呼吸して、これまでの道のりを振り返った時、
苦しいだけだったはずのその道に、色々な花が咲いていることに気づきます。
どの花も『おめでとう』『よく頑張ったね』とゆらゆらひらひらあなたを祝福するでしょう。
この様な日を迎えることが出来るなんて、本当に信じられません。
いつも温かく寄り添ってくださってありがとうございました。
問題児でしたが、時には厳しく?諭してくださいまして、たくさん人生勉強をしました。
この経験を生かして、自信を持って彼のところに嫁ぎます。
お二人で手を取り合って、さらなる幸せに向かって歩いてください。
~末永くお幸せに~
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