34歳女性N様(IMA非会員)から無料カウンセリング前の相談メールを頂きました。「私は他で婚活してもうすぐ1年になります。これまで40人以上の男性とお見合いをしましたが、一度も奢ってもらえずいつも割り勘です。別に割り勘が嫌なわけではないのですが、なんとなく気分が落ち込んで、お見合いの後お付き合いしたいという気持ちになれません。」
お見合いで割り勘に抵抗があるならルールのある結婚相談所で婚活
Nさんは他で婚活中とのことですが、おそらくアプリとか、大手でもお見合いルールがあやふやな結婚相談所なのではないでしょうか?1年で40人以上という人数からもアプリかしら?と推測中。
IMAが加盟しているIBJ(日本結婚相談所連盟)では、「お見合いのお茶代は男性が持つ」ことになっています。他にもお見合い時の服装や個人情報に触れる質問はしない等、お二人が気持ちよくお見合いに臨めるよう各種ルールを設けています。
お見合いのお茶代を割り勘にされることが次のデートを阻む直接原因なら、「お見合いのお茶代は男性持ち」の結婚相談所で活動したほうがストレスを受けないと思います。それに割り勘のことばかり気になってしまって肝心のお相手に集中できなければ、何のためのお見合いやらですし・・・
割り勘にされるからNGなのか、その方にNGなのか、そこのところもハッキリさせなきゃいけませんしね・・・
お見合いできないことよりお見合いのお茶代割り勘に傷つく理由
婚活して約1年で40人以上の男性とお見合いできている魅力的なNさん。お見合いができなくて悩む方はいらっしゃいますが、お見合い時のお茶が原因でご縁が遠のくなんて・・・はじめてのご相談です。
「別に割り勘が嫌なわけではないのですが、なんとなく気分が落ち込んで、」というフレーズにNさんの心のすべてが表れていますね。
Nさんに限らず、女性がお茶代や食事代の割り勘行動をついつい気にしてしまうのは、「男性は、特別な女性に対してはご馳走する」ことを知っているから。お見合い相手は特別な女性のはずなのに、わたしはちがうのね。。。とウツウツするわけです。「女性として見られてないのかも?」「女性としての魅力に欠けるのかも?」ともやもや。お見合いの数だけ自信を失っていったのかもしれません。
割り勘問題はデートにもつきもの
仲人型の結婚相談所で行うお見合いは割り勘禁止ですが、デートからはさすがにお任せ。じつはデートの割り勘問題もすごく悩ましいんです。これまで「おごってくれなかった」という失望の声をどれほど聞いたかわかりません。圧倒的にアラフォー女性が多いですね。そして、大方の女性たちが2度目のデートを迎えておりません。
合計4千円だったところ「2000円でいいですよ」と言われたケースや、カードで会計を済ませた男性に「ごちそうさまでした」を告げようとした瞬間、「〇千△十円です」とぴったり割り勘徴収された女性も。レジで「私も出します」「あ、じゃあいくらになるかな」なんてやりとりにげんなりとか。
男性は、お見合いお茶代と初デート代は必ず自分が持つことを自分の婚活ルールに組み入れてしまったほうが楽だし割り切れます。女性は、初デートでごちそうになれなくても「もう一度会えたのだから」とすぱっと割り切るしなやかさを。もしごちそうになれたなら、小さなお礼(焼き菓子とか)をいつでも渡せるようにバッグに忍ばせておく聡明さも持ち合わせて。
割り勘じゃなくて、割り切りね!
男性はとにもかくにも初デートはごちそうしたほうがいい
デートにはキモのデートというものがあります。それは1回目と3回目と5回目。中でも1回目の初デートはキモ中のキモです。
*デート後に交際終了されたらご馳走が無駄になるなぁ
*きのうもお見合いだった、来週はデート2件あり、お見合い予定もある。本命になるかどうかまだわからないんだけど・・・おごるべき?
*おれのことどれぐらい気に入ってくれてるのかな?それ次第なんだけどサ
男性だってあれこれ思うことはあると思うのですが、初デートは、「またもう一度会ってくれてありがとう」の感謝の日として潔くごちそうをお願いします。ごちそう代は、ランチなら一人当たり1000~1500円位でもOKです。無理せず、お見合いのお茶代と同じくらいを予算しておけば良いでしょう。
ごはんがつなぐ二人の関係
一杯のお茶から始まるかもしれない恋、ごはんから始まるかもしれない愛。そう考えれば単なるお茶でもご飯でもないわけです。
「喫茶喫飯」という言葉があります。意訳するとご縁のまま目の前のことに心を込めなさいということみたいです。お見合いもデートも同じですよね。そんな大事な席に割り勘やおごる/おごられるという言葉は似合いません。
「彼と食事時間をご一緒できただけでほんとにうれしい」
「彼女がおいしいおいしいと喜んでくれているだけでうれしい」
このような心の在り方が、あらゆる割り勘問題を解決するのかなと思う日々です。