~咲くときになったら 咲く かならず 咲く~
杉山 直様(45歳)仮名 ご成婚まで1年7か月
最終学歴 大卒
ご職業 会社員(研究職)
お相手様 39歳(会社員)
実は、ご入会後5か月目にプロポーズをお断りされてしまった過去があり、それからはお見合いから交際
へと進んでも、途中で気持ちが折れてしまっていた杉山さん。そのハードルをどう乗り越えたのでしょうか。
婚活を始めたきっかけについて
30歳を過ぎたあたりから結婚願望はありました。でも具体的にそのために行動を変えてみようとまでは思って
いませんでしたね。「そのうち結婚ぐらいできるだろう」なんて、今振り返ると甘いというか傲慢というか。
その当時は友人たちも未婚者がほとんどだったので、焦りはまだありませんでした。
さすがに、40歳を迎えた時には「これはマズイんじゃないか」と思いはじめ、新聞広告の一面に載っていた、
大手結婚情報サービス会社に登録することにしました。そこから僕の過酷な婚活が始まりました。
そこで僕は3年という月日を呆然と過ごしたのです。
IMAで活動しようと思ったのはなぜですか?
結婚情報サービス会社での婚活は「紹介状が届くのを待つスタイル」だったので、「早く結婚したい」気持ちに
ムチを打たれているようでした。スピード感のなさか辛かったんです。どうしたらいいか考えていた時に、大学
の後輩の結婚式で招待客の一人として出席していたIMAさんに知り合いました。その時は結婚相談所の仕事を
しているとはお話にならなかったので、その後、後輩を通して紹介してもらった時には本当に驚きました。
こんな人が仲人をしているんだって、一気に肩の力がぬけましたね。
IMAさんが「早く結婚したいなら早く結婚できるような活動をしたらいいだけのことですから、大丈夫」と
笑顔でさらりと秘訣を教えてくれ、IMAさんの言う「現代型お見合い婚」に挑戦することにしました。
活動中にショッキングな出来事がありましたね
4回目のお見合いの人と順調に交際を続け、3ヵ月目にプロポーズしました。それまでのデートは楽しくて、
夜遅くまで電話で話すことも度々あったし、自分では大丈夫だと思い込んでいましたが、結果は失敗に終わ
りました。なぜ?という疑問ばかり浮かんできて、婚活をやめることも考えましたが、
IMAさんが「あなたは悪くない。だから理由を探して考えなくていい。運命のお相手ではなかっただけ。
時薬が解決してくれる」ときっぱりと言い切ってくれ、どうにか平常心を保つことができました。
でも、その後の活動はそれまでとは違い、思い切って行動できなくなったのは事実です。入会して1年が経過
した頃、IMAさんが「杉山さん、いいオトコになったんじゃない?!そろそろお相手決まるわね」と声をかけ
てくれたんですが、正直、素直にその言葉を受け止める余裕はありませんでした。卑屈になっていたんですよ。
だけど、この言葉が自分の行動に勢いをつけてくれたんだなと今は感謝しています。
ひとりで婚活をしていたら、とっくにあきらめて放り出していたでしょう。
お相手の女性はどのような方ですか?
一言でいえば「よく笑う」底抜けに明るい女性です。でも意外に気の小さいところがあって、そのギャップが
「かわいい」ですね。関西出身ではないのに、デートに遅刻した時なんかはおかしな関西弁でごまかしたり
されました。そんな彼女の元気パワーは僕の源です。
プロポーズはどうでしたか?
お見合いから3週間目には「彼女と結婚したい」と思いましたが、過去のトラウマもあり、
「まだ早すぎるかな」とか「いや、今日こそ言うか」とか右往左往しているうちに2カ月が経過。
またIMAさんから「今度はプロポーズを迷っているうちに誰かにとられるかもね」と優しくびしっと言われ、
決行しました。場所は、断られても電車の音でごまかせると思って、東横線中目黒駅のホームで。
はっきりと「結婚して下さい」と伝えました。彼女からは、「ええよ」と得意の関西弁がかえってきました。
あまりにもあっけなくOKでした。
婚活を振り返ってみてどうでしたか?婚活中の方に何がメッセージをお願いします。
お相手探しをするということは、自分と向き合うことなんだとつくづく思いました。
辛い時もありましたが、オブザーバーの仲人と信頼関係があれば、乗り越えることができます。
結婚が決まれば、それまでの苦労は思い出にかわると信じて頑張ってください。