女性(カナ子さん仮名:31歳) 金融機関(IMAメンバー)
男性(ユキ夫さん仮名:35歳) 公務員
「好き」をいつも真剣に悩んでらしたカナ子さん。
恋した最後の記憶は、中学2年生の時。
好きになる気持ちを長い間忘れている自分に自信がもてないようでした。
そんなカナ子さんはどんな方をどのように好きになり、結婚への気持ちを固めたのでしょうか。
Q:お見合い後の先様からのお返事は、いつも「交際希望」でしたよね。
でも、カナ子さんのお返事は、いつも「もう少し考えさせてください」でした。
どんなことを迷っていたのですか?
A:「この方とは残念だけど合わない」と思う方にはハッキリお返事ができたのですが、
お話もわりあい合っていい人だなと好印象の方へのお返事に困りました。
「いい人だけど、この先『好き』になれるのかな・・・」と、
先の気持ちの変化にどうしても自信がもてなかったんです。
Q:ユキ夫さんとの出会いには何かインスピレーションのようなものはありましたか?
A: う~ん、ピンときた感はなかったです。あ、でも、静かで迫ってくる?感じがなくて、
私には楽でした。それまでのお見合いは聞き役にまわることが多かったのですが、
その日はほとんど私が喋っていました。
Q: デートはどんな感じでしたか?
A: どうしてだかいつも私が喋りすぎてしまって・・・マズイかもと思った時もありました。
Q: そんな時のユキ夫さんは?
A: いつも穏やかに聞いてくれているようでした。でも、真剣にウンウンという感じでもなくて、
「本当にきいてるのかな?まっいいか」という風で、それがまた気楽でした。
Q: 交際途中に、何度も「好きになってるかどうかわからないんですが」というメールが届きました。
その中で印象的なのは、「会うのは楽しい、穏やかだし、面白いところも発見」というフレーズ。
A: そうなんです、一緒にいて友だちみたいな、きょうだいみたいなところがあって
違和感がないというか・・・
Q: それでも「好き」かわからなかったの?
A: 私の中での「好き」っていうのは、ポーッとして、ドキドキして、一日中その人のことを考えて、
ずーっと一緒にいたくて、夜も眠れないみたいなイメージがあったので・・・
それとはなんか違うなぁと。基準値がわからないというか・・・
Q: そのお悩みの雲がなくなりはじめたきっかけは?
A: 今村さんから「もしも、もしもだけど、ユキ夫さんがいなくなったらどぉ?」と、
質問されたあたりからです。そうか・・・今はメールや電話や会ってが当たり前になっているし、
また前みたいに過ごすことなんて、しばらく考えたことなかったけど・・・そうか。。。
と、ハッとしました。焦ったというか。
Q: 「好き」を確信したということ?
A: だと思います。一緒にいて心が休まるだけで私にとっては「大事な人」で、
(スミマセン、話してて恥ずかしいです。。)
その気持ちが「好き」なんだろうな、って思えました。
Q: 婚活中の後輩たちに何かメッセージをいただけますか?
A: 好きにも色々あるんだと思います。私には情熱的な恋よりも「穏やかな好き」の方が
居心地がいいとわかりました。あまり決めつけずにそれぞれの「好き」を見つけてください。
-お見合いで出会い、大好きになった人と結婚してください-
IMAはいつもこう願っています。
でも、これは熱烈な恋心を持てる方と・・・という意味ではありません。
な~んとなく一緒にいて落ち着くとか、優しい気持ちになれるとか、元気がでるとか、笑顔が多くなるとか、
「共有する空気感」に「好きを感じる」ということだと解釈していただけると嬉しいです。
二人の奏でるハーモニーが居心地良いということは、結婚後の暮らしも幸せということにつながります。
~どうぞ末永くお幸せに~