1人で生きることと2人で生きることの違いに「合わせる」という行為があります。
たとえば「起床時間」「相手を思いやった食事」「お給料に合わせた生活」「休日の過ごし方」など。
小さなことですが大事なことです。
芸能人の離婚会見で、「すれ違いの生活」という言葉を耳にしたことはありませんか?これも「合わせる」
ことができなかったことを意味しているのだろうと思います。
このようなことを考えると、未来のパートナーには「無理なく合わせられる人」を選ぶことが賢い選択だと
言えそうです。どんなに条件が良い方でも感覚がかけ離れていては長続きしないでしょう。
夫婦は一つのユニットですから、結婚後はユニットとして社会参加します。どちらが主でどちらが従という
ことではありません。「結婚してからますます良い仕事をするようになった」とか「周囲への配慮がとても
行き届くようになった」など、個々の活動はユニットの評価として変化してゆくものです。
そのためにも「呼吸が合う」ことが一番なのです。
仲良しのさくらんぼたち
鈴なりになっている仲間もいるけれど、
わたしたちはノンビリと3人家族で楽しいの
あまり大げさに考えなくても「似ている」感覚が見つかれば大丈夫。食の好み、音楽のジャンル、好きな番組、
インテリア、山派か海派かetc.未来の夢が似ていたら最高ですね。
調和しているご夫婦は、ほどよくつりあって矛盾や衝突がないと思います。
交際においてもそう言えます。背伸びして頑張り続けていませんか?「気に入られたい、振られたくない」の
気持ちに振りまわされてはいませんか?くれぐれも自分を大切にしてくださいね。
こんなお二人がいらっしゃいました。ファミレスでの食事が好きな彼が、お相手に気に入られたいばかりに少し
気取ったレストランを予約してはデートを重ねていましたが、「お財布も気を使うのも、これ以上は無理」と、
あきらめた彼はその気持ちを打ち明けました。すると、「私もいつも贅沢するのは落ち着かなかった」と意気
投合。まもなく婚約となりました。
この例は幸福なケースですが、もちろん反対の結果となることもあります。でも、それは仕方のないこと。
後々、あれで良かったと思える日が来ます。それでいいのです。
「断られること」に臆病にならないでください。たった1人の人を見つけなくてはならないのですもの。
断ったり断られたりは当たり前。
「なるようになるさ」と両手を広げてみてください。気の合うお相手が飛び込んでくるかもしれませんよ。