皆さんの学生時代はどんな感じでしたか?恋人がいたとかいないとかではなくって、
その頃の日本経済は?1986年~1991年あたりをバブル時期と人は呼びます叫びます!
アラフィフ辺りさん方は夢のような20代をお過ごしになったはずです。
30代も引き続きまだよかったのではないでしょうか。
イベントやセレモニーだらけの毎日とでも言いましょうか。神様に7つのお願いしたら
1つオマケで8つのお願いを叶えてくれたみたいな・・・とても満ち足りた暮らしを送られて
いたのではないでしょうか。
刺激的で街も心にも24時間ネオンが煌めくような時間の連続・・・・・
でも、ネオンの電池はいつか切れるものなのですね・・・・・今は薄暗い時代?
IMA自身はまったくバブルの恩恵を頂戴できなかったグループに属していたのですが、
周囲はそれはそれは華やかでしたね。
地上げ、財テクブーム、消費過熱、就職売り手市場、ワンレン・ボディコン、高級ブランド、
三高、ジュリアナ、アッシーくん、メッシーくん、ミツグくん、キープくんetc.
20代、30代の方々には馴染みのない言葉でしょ!?
さて、あれからずいぶんと時は流れました~
この羨ましいほどのバブル経験が、こんなにも婚活を迷走させることになろうとは×
ー婚活男子にとっての「史上最強のお相手」とは、
この煌びやかな時代を生きた婚活女子であるー
お相手男子に対しての採点が厳しくなってしまうのです。経済力、学歴、海外経験、
エスコート力、、、、、デートで割り勘されただけでNGですから男子は気を付けてね。
MBAをどこで取得したかも(日本か米国か)気になるようです。予約レストランの★の数、
現在の地位・・・ (はぁ?俺帰るワなんて言わないで、男子)
過去を借景にしつつ今の風景を見てしまうのですね
目白庭園です いいでしょ
でもその一方では、そんな自分をヒドイなって反省もしていて苦しんでいるんです。
頭でわかっていても気持ちがおさまらないというのかしら・・・頑張って自分と闘っている
本当の姿は痛々しいのですが、強がりなところがあって人前では素敵女子。
ユーミンの歌をなぞって過ごした彼女たちは夢見る乙女の一面を捨てきれないのです。
別に我儘ということではないのだと思います。時代が創造してしまったのですから。
その頃の思い出を思い出として引き出しにしまうことができない不器用な女子たち。
とは言え、しかし//////婚活では/////どうしたらいい?このやっかいなノスタルジー。
ふるさとは 遠くにありて 思うもの そして悲しくうたうもの
よしや うらぶれて異土の乞食となるとても 帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに ふるさとおもひ涙ぐむ そのこころもて
遠きみやこに かへらばや 遠きみやこに かへらばや (室生犀星)
金沢に住んでいた頃、犀川のほとりの小さな公園のトイレ近くに犀星先生の石像碑がございました。
いつも何となく川を向こうに眺めていたものです。ご苦労なさったのですね。。。
この歌は、「もう帰る場所のない故郷へのいわば恨み節」とも言われているそうです。
「ふるさと」を「過去」という言葉におきかえて、しばし静かに瞑想など。
過去を比較の対象にしないコト。今の位置づけを再認識すること。あしたの自分を想像すること。
時間は有限であり、変わらないものなどこの世には存在しないのです。ある意味流れなくては。
Let’s go places!(2014年米国トヨタ スローガン)*妹の社員証に書かれてありました
わたしたちは時間を旅しています
瞬間をつないでゆけば 歴史になり だから思い出は 立派な歴史
でもそれに とらわれすぎてはツマラナイ 学んで 繰り返してはならないこともある
日本のアップダウンを体験した「婚活 史上最強のお相手」は「婚活 史上最高のお相手」になる
だけの器量をお持ちです。
婚活男子諸君!愛すべきハンサムウーマンたちをどうぞよろしくお願いします。
弱腰にならないでね。