男性 Kさん
- 年齢
- 41才
- 職業
- 大手企業管理職
- 出身
- 東京都
女性 Oさん
IMA会員
- 年齢
- 39才
- 職業
- 商社
- 出身
- 京都府
- 活動期間
- 2年10ヶ月
女性会員Oさんの
ご入会からご成婚までの流れ
- 2021年11月
- 婚活IMAへご入会
- 2023年1月〜6月
- 資格試験のため休会
- 2023年7月
- 婚活再開
- 2024年5月
- お相手のKさんと出会う
- 2024年9月
- プロポーズ+成婚退会
今回の成婚ストーリーは…
Oさん:私、蛙化してしまうんです!
Oさんは可愛らしくて、癒し系で、ものすごくモテる方でした。
婚活当初から、お見合い申し込みも多数いただき、最終的に100名近くの方とお見合いをしたと思います。
蛙化現象。
※好意を持っていた相手が自分に対して好意を持っていることが明らかになると、その相手に対して嫌悪感を抱いてしまう現象
婚活界隈でもよく聞くこの言葉。
「いいなと思った人が振り向いてしまうと冷めてしまう。」
例えば、お気に入り登録しているプロフィールからお見合い申込があって、それでやったー!とお見合いをお受けして、翌日あたりから蛙化が始まるとか?
或いは、条件の素晴らしい&いかにも人気がありそうな方へのオファーが成功して、お見合いになって、それで仮交際になって、初デート後には蛙化?
蛙化する
には理由がある、私はそう思っています。
今回はそんな成婚ストーリーです。
ご成婚までのストーリー
Oさん:入会の決め手は、東京にいる地方出身者に対して協力的だったこと。同じ出身地域の方と知り合いたいという気持ちを理解してくださったことです。
※成婚アンケートより抜粋
Oさんは京都から東京に来て2年くらい。
ご家族から結婚を勧められたことと、将来への不安から婚活を決意。
当初は大手も含めて結婚相談所を探していましたが、
仲人経験の少ないスタッフさんの多い大手では少し不安ということで、
小規模相談所にしぼり、IMAの門を叩いてくれました。
お見合いは順調。でもその先は…
冒頭の通り、婚活の滑り出しは順調です。
多くの方からお見合い申し込みをいただき、中には真剣交際に進む方もいらっしゃいました。
でも、本当に些細な話題が気になり、それがOさんにとってストレスに。
そして、真剣交際は取りやめに。
Oさん:お相手は条件が良い人。それは頭ではわかってるけど、気持ちがついていけないんです…
Oさんは癒し系なんだけど、京都人らしいところもあり、実はこだわりが強い面もあります。
仕事は生活のためのものと割り切っていて、
職場の付き合いが苦手だったり。
家でゆっくりと男性を待っててくれるような、
そんな女性らしい雰囲気を纏いつつも、
自分の時間や世界観を大事にしたい方。
いっぽうで、気立ての良さもあって、
つい相手の気持ちに寄り添いすぎてしまう。
相手の好きな女性像に、自分を近づけてしまう。
かと思えば、
時には自分の”素”以上の、尖ったことをしてしまうことも…
アンバランスな感情。
なかなか自分の本来の姿で、婚活ができていませんでした。
男性陣は、Oさんのプロフィールが「おつかれ生。」と自分に微笑んでくれているように錯覚します、たぶん。そして、お見合いから仮交際になるにつれて、、、
なんだか想像と違うな?
だとか、
どうも手応えがない…何考えているんだろう?
なんて感じて、あの手この手でOさんの気持ちを引いたり押したり。
すると、ますますOさんは冷めていく。
そんな自分を責めてしまい、
「私は蛙化してしまう!」
してない、してない。もともと振り向いてほしいとも思っていなかったお相手でしょ?と心で語りかけた私です。
婚活再開時に方針変更
婚活開始から1年とちょっとした頃。
お仕事の都合で資格取得をせねばならず、婚活の時間が上手くとれなくなり、休会をすることに。
約半年間の勉強の末、無事に資格取得。その後、婚活を再開しました。
久しぶりの婚活。今度こその気持ち6割、不安4割の感じだったと思います。
婚活仕切り直しのタイミングで、Oさんはお姉さまにプロフィールを見てもらったそうです。
すると…
Oさんの姉:こんなんあんたやない! 別人やないの。
厳しくも愛のあるアドバイス。さすがお姉さま。私もそう思う!
いくら婚活受けを狙ったプロフィールを作っても、自分の”素”が出せないなら意味がない。
もう素直全開でやってしまおうよ!
と。
これまでに被っていた猫をぜんぶ取り払って、おつかれ生風もやめちゃおう。
好きなこと、
嫌いなこと、
全部を素直に書いてもらいました。
すると、もう書き過ぎなくらい凄かった(笑)。
このプロフィールで大丈夫??
いやいや、本来の自分でダメならしょうがない。
Oさんの心意気に感動のあまり、修正もせずにそのままアップしてしまって。
すると、Oさんから可愛いメールが。
「さすがに皆さん引いちゃってますかね?」
確かにね、写実的すぎるかも。言葉のニュアンスとか、相談所からのPR文も変えます!
お見合い成立は以前に比べたら減ったものの、この最新版プロフィールがOさんの婚活を大きく変えることとなるのです。
何名かとお見合いして、仮交際して、作戦会議。
今村:プロフィールだけじゃなくて、リアルでも素を出せるようになればいいのにね。
Oさん:素を出しても受け入れてくれそうな人にだけ、素を出せるんだと思います。
まだまだ苦戦してしまう予感…
でもわかります、その気持ち。嗅覚みたいなものよね。
婚活システムの変更で婚活に喝!
転機が訪れたのは、婚活再会から約10ヶ月後の5月。
これまで、婚活市場がIBJのシステムだけだったのですが、
新たにスクラムのシステムも運用を開始。
こちらにもOさんのプロフィールを登録することにしました。
すると、すぐにお相手となるKさんの目に留まり、さっそくお見合い。
お見合いのお返事は、
Oさん:今村さん!初めて素になれる人に出会えました!
初めて見るOさんの嬉しそうなお返事。素よ、素。待ちに待っていた素!
きっぱりと迷うことなく、初いいねのお返事。
交際中、Kさんがモテそうだと不安になっていたことも初めて。あれ?こんなOさんもいたのね?
今村:あ、この不安は恋なんじゃないかな。Oさんの婚活初恋が実りますように。
とんとん拍子で真剣交際へ。
そしてプロポーズ…
途中の「ほんまにわたしのこと好きなんやろか?」「この人、何考えてはるんやろか?」なんて、恋のつぶやきが可愛かったです。
これまでの悩みとはまったく違うわけですよね。
順調に成婚まで進みました。
末長くお幸せに
今回、Oさんは蛙化しませんでした。
Kさんは最初から王子様で、途中も王子様で、最後までずっと王子様でした。
そしてこれからもずっと。
この人には素のままの自分を受け入れて欲しいから
勇気を出して素顔を見せた
そうしたら、素のままの自分でいいんだと素直に思えた
素直な自分が好きになり
素敵なご縁にたどり着いた
婚活で蛙化する原因は幾つかあるのですが、Oさんの場合は自己肯定感が低かったように感じます。それを打破したのは、Kさんの存在。やっぱりね、恋愛感情が自然と湧いてきたんですよね、Kさんには。この人だ!というお相手に出会ったら、蛙化なんてするわけないんです!
Oさん:ミーティングで今村さんにお会いするたびに前向きなれ、不安だった気持ちを軽くしてもらいました。次に行きましょう!と切り替えが早かったのもダラダラせずによかったです。 蛙化する人はいません、や、今年で婚活は最後にしてもらいます、といったアドバイスは印象的なフレーズでした。
※成婚アンケートより抜粋
Kさんと一緒にご来所された日、Oさんの笑顔が満開に咲いていました。
この笑顔を見たかったの。
いい夫婦の日に入籍しますと宣言していましたね。
本日、11月22日。
OさんKさん、おめでとうございます。